コラム@ダックス

[0060] 金融所得の一体化課税 今日の日経新聞より (2004/09/19)


今日の日経新聞 第1面に政府税制調査会の金融所得
一体化課税に関する取り組みがでていました。

これによりますと、政府税調は金融所得一体化課税の
対象とする所得に株式・株式投信の売却益に加えて
株式の配当・株式投信の収益分配金・公社債の売却損益も
加える方向で議論を開始、2005年税制改正答申に盛り込む
ということです。

金融所得一体化課税というのは、個人金融資産から生じる
所得について一体として課税し、その中で損益通算などを
して課税する方式で、日本の金融資産を「貯蓄から投資」
へと転換させることを後押しする税制です。

将来的には、預貯金利子も一体化課税に取り込まれる
といわれています。
今後の議論を注意深く見ていきたいと思います。

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