[0042] 税理士と会計士 (2004/05/21)
5月20日付けの日本経済新聞朝刊に全国青年税理士連盟の 意見広告「税理士と会計士は違います。」が掲載されました。 税理士と会計士はその使命や業務が異なりますが、一般的には どちらも似たような印象をお持ちなのではないでしょうか。 これは、会計士が無条件で税理士資格を付与されることから 個人で開業されている会計士の方のほとんどが税理士業務を 中心とした会計事務所を開業されているからだと思います。 しかし、税理士と会計士では、その本来業務に関しては 明確に区分されています。 すなわち税理士は「税務に関する専門家」であり税務代理、 税務書類の作成、税務相談を行うことを業としており、付随業務 として会計書類作成等の会計業務を行う資格であるとされています。 これに対し、会計士は、「会計監査の専門家」であり、他人の求めに 応じ報酬を得て、財務書類の監査又は証明を行うことを業としており 監査及び会計の専門家としての資格といえます。すなわち、上場企業 などに対して投資家保護の観点から会計を監査することが本来の 業務となっています。 奥野 |
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