コラム@ダックス

[0039] 租税論の研修 (2004/05/06)


東京税理士会の主催する有料会員研修会に行ってきました。
研修会のタイトルは「租税論・租税制度論・租税法総論」と
「明らかになった事業税外形標準の計算方法を検証する」。
講師は、山本守行先生でした。

租税制度論〜は、法律家である税理士が当然に知っておくべき
租税について、「租税の意義地根拠論」、「租税理論の変遷」
「租税制度の沿革」、「租税法律主義」、「租税公平主義」
「租税法における信義則」、「租税法の解釈と適用」を中心に
説明いただきました。
通常の法人税法や消費税法といった税金の計算に関することでは
なく、租税法を法律としてどう捉えるかといったことでした。
1日の研修ですので、ほんのさわり部分の解説に留まりましたが
われわれ税理士の存在意義がどこにあるのかを認識しました。

事業税の外形標準課税も、今は大企業だけしか関係ないような
気がしていましたが、景気の回復状況によっては以外に早く
中小企業も対象になるかもしれないということです。

今回の研修は「有料」研修ということで一応机がある会場
(税理士会館)でした。
                     奥野

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