コラム@ダックス

[0034] マネージメント(MG)の研修 (2004/01/12)


先日、マネージメントゲーム(MG)の研修を受けてきました。
マネージメントゲームとは、ソニーとソニーヒューマンキャピタルが開発した経営感覚を
身に付けるためのビジネスゲームです。
このマネジメントゲームでは、戦略会計といわれる簡略化された会計概念で経営課題の把握や
経営を行う上での「気づき」から経営を考えていきます。

戦略会計の構成要素は、P(単価)、Q(数量)、F(固定費)、G(経常利益)、
v(変動費率)、m(付加価値率)、H(時間)です。

これによると、売上高はPQ、売上原価はvPQ、粗利はmPQです。
そして、重要なことは、粗利mPQと固定費Fの関係で、実際の経営では、いかにして
固定費を回収し、利益を上げていくかということになります。
mPQとFがぴったり一致する点を損益分岐点といいます。
そして、マネジメントゲームではmPQに対してどういう戦略をとり、どう差別化を
図って利益を上げていくかを考え、競います。

この、ゲームでおもしろいことは、P、Q、Fについてゲームを進めるにつれていろいろ
なことに気づき、試すことが出来ることでした。
実に様々な戦略があり、それがどういう結果を生むのか。
ゲームで気づいたことを実際の経営に生かすことができれば、こんな素晴らしいことは
ありません。

1日コースでの研修でしたが、インストラクターの先生の話には説得力があり、さらに
深くマネージメントゲームの研修を受けたいと思いました。

このコーナーをご覧になっている経営者の方で興味のある方、ぜひご一緒に学んでみませんか。

奥野達彦

<Back|Top|Next>

このシステムはColumn HTMLカスタマイズしたものを改造したです。